神 社 と の お 付 き 合 い
お詣りの仕方
形通りでなくても皆さまの心のままに
神様への「敬意」のあるお詣りを
今から当宮へのお詣りの仕方についてお書きしますが、お身体がご不自由な方、様々な事情で形通りの所作を行えない方もいらっしゃいます。形通りでなくても皆さまの判断で神様への「敬意」のあるお詣りをしていただくことが最良のことと考えております。
参道
大鳥居のある参道から歩いて参拝するときは、本宮の参道中央は通常は生活道路ともなっているので両側の歩道を歩いて社殿へ向かってください。本来、参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれる神様の道です。初詣などでは参拝者歩行者専用の参道となります。参道は神様にお会いするための大切な道であることを忘れずに歩いてください
鳥居
鳥居は神社の外と内を分けています。鳥居から中は神様が鎮まります領域として心に留めてください。大切な人に合うような気持ちで、一礼してからくぐりましょう。参拝が終わった帰りにも、くるっと向き直って軽く一礼すると、心が清々しくなります。
鳥居をくぐって、左手に手水舎(てみずや、ちょうずや)があります。手水舎では心を鎮めて水で心身を清めます。令和2年(2020年)以降のコロナなど保健的な配慮が必要な場合は、閉鎖しているときがあります。その場合は心を鎮めてお通りください。
手水舎でのお清め
手水舎が使える場合はハンカチなどをを用意してから、右手でひしゃくを持ち、水を汲んでから、左手を洗います。洗う時は水盤に洗った水が落ちないように水盤の外側で洗います。同じ用に左手にひしゃくを持ち替え、右手を洗います。その後、右手に持ち替えて、左の手のひらを皿のようにして水を溜め、口をすすぎ、お清めが終わったらひしゃくを洗いもとあった場所に伏せて(底が上)戻してから、手水舎を後にしましょう。
御神前でのお詣り
お詣りの際は、御神前に着いたら心を込めて、身を正し、二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)の所作を行います。
二礼:一度姿勢を正して深いお辞儀を2回
二拍:手を合わせ、肩幅程度に両手を開き柏手を2回
祈願:手を胸の前できちんと合わせ、頭を少し前に方向け、心を込めて祈る
一礼:祈願が終わったら深く一礼して、本殿を後にする
その後は目的に沿って宮内をご利用、ご散策ください。
お札の場所と
付き合い方
特別な神棚などがなくても
大切と思える明るい場所に祀り、共に過ごす
お札
昔は神棚の扉の中に納めてお祀りする形が基本でしたが、近年は神棚のない家庭やオフィスや施設も増えています。神棚がない場合は、清潔で家族や人が集まりやすい場所、や重要な場所にお祀りしてください。 家具や棚などに置く場合はきれいに掃除をして、白い色の棚や壁、白い布などを利用してみましょう。インテリアとしても落ち着くことはお札の場所としても叶っていることになります。
お札を新しくするときは初詣に当宮へお持ちいただき、古いお守り・お札を納めください。新しいお札で新しい一年を始めましょう。
破魔矢やお守り
こちらも目線より高く、清浄な場所へ。魔除けの観点から、人の出入りが多い玄関先に置くという考え方もありますが、これにも決まりはありません。特に神経質になる必要はなく、お札と同様、清浄な場所で大切に扱いましょうます。