表千家献茶祭を斎行
11月17日(日)午前9時より当宮拝殿にて表千家(おもてせんけ)献茶祭が斎行されます。
表千家とは国内茶道諸流派の中でも千利休(せんのりきゅう)を家祖とし、茶の湯を芸術の域にまで高めた利休の茶道を受け継ぐ千家流茶道の本家です。
献茶祭では、表千家不審菴(ふしんあん)15代家元の千宗左(せんのそうさ)氏のお点前による古式ゆかしい献茶の儀式が行われます。静寂に包まれた境内で家元によるゆったりと流れるような袱紗(ふくさ)さばき※が披露され、点てられた濃茶と薄茶は藤崎八旛宮の神前に奉納されます。また、熊本だけでなく、全国から茶道関係者が参列されます。
※袱紗さばきとは、茶の湯の点前で、茶器や茶杓(ちゃしゃく)などを拭く時の袱紗の畳み方などの作法のことを指します。
※写真は平成16年当宮献茶祭でお点前を奉仕される表千家14代家元、千宗旦(せんのそうたん)氏
※七五三などのご祈祷は午前11時頃からのご案内となります。