献茶祭を斎行
当宮の献茶祭は、例年八十八夜に合わせて厳粛に斎行されておりますが今年は5月1日に執り行われます。熊本県は全国有数の茶産地であり、平野や山々の大自然とそこから湧き出る名水にも恵まれ、県内の各産地で特色のあるお茶が生産されています。
古式に則り、熊本県煎茶道連盟の三流派(煎茶道東阿部流、皇風煎茶禮式、小笠原流煎茶道)より輪番による奉仕が慣例とされ、例年、厳粛に煎茶道のお点前の奉仕を頂いておりますが、今年は皇風煎茶禮式によりお点前が奉仕されます。
熊本県経済連茶生産流通協議会の関係者の参列され、今年、県内の銘茶どころの各生産地より摘まれた新茶が茶壷に入れて神前に供えられ、茶業の繁栄を祈願する神事です。